2023 ドイツ・オーストリア②（Bad Wörishofen）

4日間バートヴェリスホーフェンにあるクナイプ神父の修道院ホテルで体験コースを受けてきました。

インスタにも書きましたが、水・ハーブ・食事・運動・バランスの5つの柱で自然治癒力を高める。という健康法です。

私の理解が足りていないと思いますが、クナイプ神父が水を使って自らの肺結核を回復させたということで、特に水に関して様々な療法があります。

温水と冷水の交互の刺激で血管、皮膚、神経を活性化させ、血液循環の促進や免疫力の強化が期待できるそう。

Guss（グス）という，ホースのお湯と水を交互にあてる施術がパッケージプランに入っていました。

脚は外くるぶし辺りから膝上を通って内側に下がる。もう片方は内くるぶしから入り膝上を通って外くるぶしへ。

反対を向いて今度は裏側に同じようにお湯を当ててもらったら，次は冷水を同じように当てていきます。これを2セット。もっと強い水圧なのかと思っていましが、柔らかい圧でした。

最初は冷たくて「ヒャー」と声をあげてしまいましたが、2度目には気持ち良くなってきました。

腕への施術は腰の高さの物干し台のような器具の上に前屈みになり。同じように指先から肩までにお湯、水を交互にかけてもらいます。

私は体験していませんが顔バージョンもあり、こちらは肌が綺麗になる。と教えてもらいました。最終日に聞いたので受けられなくて残念！

そのほか冷たい水の中を裸足で歩く。水の中に腕を付けるという方法。

この歩行用、腕用プールがクアパークの中にも街中にもあり、みなさん靴を脱いで歩いています。

いきなり冷たい水に入る経験は今までなかったと思いますが、歩いた後は爽快な気分になりました。

水以外では療法の中でハーブにあたるHeusack（ホイザック）がパッケージブランに入っています。

初日の夜，寝ている暗い部屋にシスターが入ってきて「はい起き上がって」と背中の下に温かいパットのような物を敷いてくれ「横になって」と胸の上に湿ったハーブの香りのするハーブの袋を置き、具合を聞いた後に去っていきました。眠いのと暗いので、どんなものかを確認する間も無くそのまま眠ってしまいましたが、どれくらい時間が経ったかわからない頃またその袋を回収に来てくれました。夢の中の出来事のようで、どんな状態だったのかよくわからず残念😢

食事の際に同じテーブルの方とよく眠れた？という話になった際、「いや夜中にシスターがホイザックを持ってきたから…」と仰ってました。きっとよく眠れるためのハーブだと思うのですが一度起きると目が覚めてしまう方もいますよね（笑）

5つの柱の中にバランスがありますが，これは規則正しい生活というのもあり、毎日決まった時間に食事をとります。

私はHalbpension（ハルプペンジオン）という朝と昼or夜の食事付きコースだったので、朝食時に今日は昼食にするか夕食にするか。また、メインのメニューが2種類あるので（肉魚が入った物orベジタリアン向け）どちらにするかチェックを入れておきます。

食事は前菜、スープ、メイン、デザート、外で食べる食事より脂も控えめで野菜も摂れて美味しかったです。

いつもは食事の写真も撮るのですが，皆さんと一緒なので遠慮しておきました。

今まで泊まったホテルでは夕食付きでもテーブルは部屋毎になっていたのですが、ここのホテルは相席です。

相変わらずドイツ語がカタコトなので💦同じテーブルの方に気を遣っていただき助かりました。

運動は毎日ホテルでプログラムがあり、ヨガ、ハイキング、ジム、気功など好きな物に参加ができます。

私は未経験の気功だけ受けてみました。

一人ずつシンギングボウルを片手に乗せて鳴らした後、インストラクター方を見ながら見よう見まねでの1時間。ゆっくりとした動きでしたが終わる頃には軽く汗ばんでいました（更年期のせいかもしれませんが😅）

あとは毎日クアパークの散歩。広いクアパークの中に、水療法のための歩行プール、塩水が流れており呼吸で取り入れられるようになった設備、ハーブガーデン、ローズガーデン。

ベンチも点在という感じで人も少なく、心地よい風に漂うバラの香りを嗅ぎながらの読書。運動にはなってませんは贅沢な時間でした。